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今月の健康

汗はからだの冷房装置(平成19年8月)

 夏は、とにかく汗を抑えようとしてしまいがち。汗は、体温調節の役割を果たす大切な機能です。皮膚にある汗腺「アポクリン腺」と「エクリン腺」の2種類の働きによるもので、運動したり、気温が高くなると、体温を維持しようと自然に汗をかき、常に36℃〜37℃に保ってくれるのです。したがって、体の熱の発散を促すためにも、薄手で通気性のよい衣服を選びましょう。肌着は、吸収性・乾燥性に優れた「綿」素材がお勧めです。
 汗をかいてしまったら、乾いたタオルよりも濡れタオルで。乾いたタオルは吸水性に優れていますが、たんぱく質や脂肪酸などを含んだ、においのもととなる汗を取りきることはできません。濡れタオルなら、肌のべたつきと一緒に拭き取れ、気になるにおいを防いでくれます。
 また、便利な制汗剤やデオドラント剤ですが、使用目的によって使い分けることが大切。わきの汗や汗臭さにはサラサラ感のあるスプレーやパウダータイプ、においが気になる人は制汗作用の高いタイプなどを。ただし、使いすぎは皮膚を傷める恐れもあるので「短時間・部分的」を心がけ、帰宅後は濡れタオルできれいに拭き取り、皮膚をケアしてあげましょう。