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正月疲れのカラダにやさしい七草粥(平成20年1月)

 食べすぎや飲みすぎ、夜更かしなどで、ついつい生活習慣が乱れがちな正月に「七草がゆ粥」はいかがですか。年が明けた7日の朝に「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の7種の野草が入ったお粥を食べる七草粥。もともと中国から伝来した風習で、平安時代には宮廷儀式として食されており、江戸時代に庶民にも定着したといわれています。無病息災を願う薬膳料理として知られていますが、疲れた胃腸を休めてくれるだけでなく栄養補給もできる、一石二鳥の健康メニューです。
 七草粥は貧血や風邪予防、疲労回復などの効能があります。これはビタミンA・B1・B2のほかに、鉄やカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、体の免疫力を高めてくれるため。たんぱく質や食物繊維も摂れることから、整腸作用・便秘予防も期待できます。また、お粥というと病人食のイメージが強いですが、米のでんぷん質を効率よく摂れて消化のよいお粥は、関西では昔から「京の白粥、大和の茶粥」といわれるほどの日常食でした。このように、正月だけでなく普段の食生活でも先人の優れた知恵を活用して、健康を維持したいものですね。