これからジメジメした梅雨に突入し、その後本格的な夏を迎えます。そんな梅雨から夏の時期に気をつけてほしいのがカビです。家の中に住むカビの多くは、気温が15℃、湿度が60%から繁殖を始め、20℃以上になると爆発的に繁殖し始めます。カビは多湿になればなるほど繁殖しやすくなるため、湿度が80%以上になる、これから始まる梅雨から夏のこの時期がカビにとって最も繁殖しやすい時期なのです。 |
カビの繁殖を抑える基本として、「湿度を高めない」、「こまめな掃除」、「ホコリや湿気がたまりにくい家具配置」、「換気」を心がけましょう。またカビが最も繁殖するのが浴室です。浴室の使用後は必ず換気をしましょう。シャワーを使ったあとは水滴を拭き取るのが理想的ですが、そこまでしなくても全体に冷水をかければ温度が下がり、カビは繁殖しにくくなります。また石鹸カスはカビのエサになるので常に清潔に保ちましょう。 |
カビはアレルギーの原因になり、気管支喘息、鼻アレルギー、過敏性肺臓炎などの発症につながります。また空気中のカビが目に入ったり、食物についてしまうとアレルギー結膜炎や胃腸障害になってしまうこともあります。 |
カビを繁殖させないように清潔に保ち、健康な生活を送りましょう。 |