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今月の健康

乾燥肌には早めのケアを(平成22年2月)

 冬は空気が冷たく乾燥しているため乾燥肌に悩んでいる人も多いのではありませんか。さらに最近は空調のきいた暖かい部屋に長時間いることも多いので、いっそう注意が必要です。乾燥肌はひどくなるとアレルギーや皮膚炎などに発展してしまうので早めのケアを心がけましょう。
 乾燥肌の原因は、肌の保湿機能の低下にあります。肌は外側から表皮と真皮に分けられ、そのうち表皮は、角質層とそれを保護する皮脂膜からなっており、真皮からの水分の蒸発を防ぎ、汚れや細菌をバリアする働きをしています。その表皮が乾燥によってはがれたり、傷ついたりすると十分な水分蒸発を防ぐ機能が果たせなくなり、真皮にあるマスト細胞を刺激して、ヒスタミンという、かゆみを引き起こす成分を放出させるのです。乾燥して傷ついた肌をさらにかくことで肌はさらに痛み、そこからばい菌が入って皮膚病になることもあります。
 乾燥肌を防ぐためには、まずクリームを塗って肌の水分蒸発を防ぐことです。それから加湿器などで部屋を加湿することも効果的です。また偏った食生活をさけ、肌に必要なビタミンやミネラルをとるようにしましょう。睡眠不足やストレスも肌荒れの原因になるので注意が必要です。
 そして入浴時には、熱いお湯につかったり、身体を洗うときに強くこすってしまうと肌の必要な油分まで落としてしまうので注意してください。