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今月の健康

旬の野菜には栄養がたっぷり!(平成22年6月)

 農業の発達によって、季節に関係なく一年中さまざまな野菜が作られるようになり、消費者の私たちは、それぞれの野菜の旬がいつなのか分からなくなってしまいがちです。
 旬の野菜は、栄養価が高く、値段も安く、味も濃くおいしいです。また、夏が旬の野菜には体を冷やす効果があったり、冬が旬の野菜なら体を温める効果があるなど、旬の野菜を食べると私たちの体にもよい効果があります。また、野菜には豊富なビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています。外食やファーストフードが主流の現代では、野菜の摂取量が少なくなってしまいがちですが、厚生労働省が推進する「健康日本21」では、1日に摂取すべき野菜の量は350g以上としています。
 この時期は特に旬の野菜が多い時期です。旬の野菜を上手に選んでおいしく栄養を取りましょう。

【6月の旬の野菜】
<小松菜・ほうれん草・パセリ・トマト・にんじんなどの緑黄色野菜>
・パセリ
 野菜のなかでも、特にパセリは栄養素の高い食材です。ビタミンCや日本人に不足しがちといわれるカルシウムや鉄分、食物繊維も豊富です。また、カリウムも多く含まれておち、パセリ100gにつきカリウムは1,000r含まれているため、1日にとるべきカリウム2,000mgの半分を補えることになります。また、緑黄色野菜は抗酸化作用をもつβ-カロチンを多く含んでいるため、がんや生活習慣病の予防になります。

<サラダ菜・レタス・キャベツ・きゅうり・インゲン豆・えんどう豆・そら豆・枝豆・大根・馬鈴薯・たまねぎなどの淡色野菜>
・枝豆
 カリウムが100g中に600g以上含まれている野菜のことを緑黄色野菜といいます。枝豆は緑黄色野菜ではありませんが、同じくらいカリウムを多く含んでおり、ビタミンB1、B2、鉄分を多く含んでいます。特にビタミンB1は糖質を燃やしてエネルギーにするために欠かせない栄養素です。お酒をたくさん飲んだりする人や、ダイエットをしている人などは多く摂るようにしましょう。
・たまねぎ
 たまねぎは野菜の中でも最も糖質の多い野菜です。たまねぎを切った時に涙を出させる成分である硫化アリルには、血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や血栓をできにくくする効果があるため、高血圧、糖尿病、脳梗塞などの予防になります。さらに、たまねぎに含まれているケルセチンというポリフェノール成分には抗酸化作用や、脂肪の吸収を抑制する働きがあるため、がん予防やダイエットにも効果的です。