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今月の健康

生姜パワーで健康になる!(平成23年2月)

 体を温める効果が注目され、女性を中心に話題になっている生姜。生姜は熱帯アジアが原産で、紀元前300〜500年ごろには、保存食や漢方として食べられていました。日本には2〜3世紀ごろ中国から伝わったといわれています。生姜ははじめ、山椒と同じく「ハジカミ」と呼ばれ、生姜と呼ばれ身近な食材になったのは江戸時代になってからのことです。
 現在でも、生姜は身近な食材としてさまざまな形で料理に使われています。魚の臭みを消すために魚の煮付けに使用したり、焼き魚には“はじかみ”、寿司には“がり”が添えられるのは定番ですね。これは臭い消しや口直しの意味だけではなく、生姜には強い殺菌効果があるためです。また、肉を柔らかくする酵素を持っていることから肉料理にも多く使われています。
 生姜の成分の90%以上は水分ですが、微量に含まれるあの生姜独特の辛み成分や香り成分に薬効があるのです。生姜の辛み・香り成分であるジンゲロンやショウガオール、ジンゲロールといった精油成分は、血液の循環をよくし、体を温める働きがあります。さらに、消化吸収を助ける効果、殺菌作用、解毒作用、循環機能の活性化(発汗作用、疲労回復、夏バテ防止)、下痢止め、便秘解消、酔い止めなどの効果もあるとされています。そのほかにも、咳止め、虫刺され、筋肉痛や肩こり、関節の痛みにも効くとされているため、湿布や塗り薬としても使用されることがあります。
 手軽に生姜を摂取して温まる方法として、温かい紅茶に生姜を入れるだけでできるジンジャーティーがおすすめ。お好みでハチミツを入れるとさらにおいしく飲めます。また、生姜をはちみつで漬けた、生姜はちみつをお湯で割って飲んでも体が温まりますよ。