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今月の健康

快眠×体内時計=夏バテ予防(平成24年8月)

 日本の夏は湿度が高いので、発汗機能がうまく作用せず体内に熱がこもりがち。寝苦しくて熟睡できない夜は続いていませんか? この時期に睡眠不足が続くと、夏バテになってしまいます。
 夏バテは、食欲不振や全身の倦怠感、思考力を低下させ、さらにはますます熟睡ができなくなるという悪循環を引き起こします。夏バテを予防するためにも、どうすれば快眠できるか考えてみましょう。
 まずは就寝環境について。何よりも気をつけるべきは、室温の上昇です。窓を開け、風通しをよくすると効果的です。風がないときは窓際に扇風機を置くと、空気の流れをつくることができます。また、快眠のための理想的な湿度は約50%とされています。寝苦しさを感じる熱帯夜ではこれが約80%まで上昇するので、掛け布団をせず寝間着だけで寝ても寝付きにくいというわけです。
 窓を開けても気温が高くて無意味だったり、湿度が高かったりする場合には、エアコンを使いましょう。ただし、設定温度は28度に抑え、冷房ではなく除湿や送風機能をうまく活用し、室内を冷やしすぎないこと。冷やしすぎると、今度は体の冷えと筋肉の凝りから自律神経系やホルモンの分泌系に乱れが生じ、エアコンによる新たな夏バテを引き起こしてしまいます。
 睡眠時間にも着目です。夏は日照時間が長いため、就寝する時間が自然と遅くなりがちです。その分、せめて休日は時間の許す限り寝ていたいものですが、起床時間は平日と2時間以上ずれないように心掛けてみてください。なぜなら、そうしないと「体内時計」がくるってしまうからです。
 「体内時計」とは誰の体内にも備わっている機能のことで、体温、血圧、成長ホルモンなどを調節し、睡眠欲を促します。安定させるには起床と食事の時間がカギとなるので、毎朝決まった時間に起き、正しい時間に三食しっかり摂りましょう。いくら就寝環境が万全でも、眠気がなければ元も子もありません。
 就寝環境と体内時計を整えることで、夏バテは予防できます。これからが本番と言っても過言ではない、まだまだ続くこの残暑。早寝、早起き、朝ごはん!で、元気いっぱいに毎日乗りきっていきましょう!!