千葉県自動車販売整備健保トップへもどる
健康保険組合のご案内 保健事業のご案内 健康保険のしくみ
健康保険の給付 届出・請求書ダウンロード リンク 今月の健康
トップ今月の健康 ≫ (平成25年6月)
今月の健康

梅干し食べて、梅雨元気(平成25年6月)

 今年の関東地方の梅雨入りは5月29日ということで、例年よりもずい分早かったですね。ただし梅雨明けは例年どおりになるとの予報なので、つまりこのジトジトした環境はこれから約1ヵ月続くようです。湿度が高まる梅雨時は、体温調節が主の、汗に影響が出ます。
 私たちの身体の3分の2は水分でできています。飲みものや食べものから摂取した水分は、体内の不要物を汗や呼気、便などとともに排泄したり、体温の調節をしたりしてくれます。しかしこの時期の汗は、湿度が邪魔をしてうまく蒸発できないどころか、毛孔からは湿気が侵入してくるため、体内には水分が留まりやすくなり、むくみなどの水毒症状が現れてきます。
 対策としていちばん効果的なのは、運動やお風呂でしっかり汗を流すこと。身体を冷やすのはもってのほかですから、エアコンの効いた部屋などの長時間滞在はできるだけ避けましょう。ジメジメしているとつい冷たいものを選びがちですが、飲みものや食べものも温かいものを積極的に選び、発汗作用を促します。どうしても冷たいものが食べたい場合は、薬味や香辛料を添えて(たとえば冷ややっこならショウガ、ミョウガ、ネギ、シソなど)身体を温める効果を狙ってくださいね。また、利尿作用に効果的な豆類や瓜類で、余分な水分を取り除くことも有効です。
 失った体力の回復には、免疫力も高めてくれる納豆や、梅干しなどのすっぱい食べものがオススメ。すっぱい原因であるクエン酢には、疲労回復効果のほかに抗菌作用もあるため、この時期の天敵・食中毒の予防にもつながります。これらの食品に、さらに薬味や香辛料を加えることで、身体も温めつつ、おいしく疲労回復しましょう。
 梅雨が明ければ一気に猛暑がやってきます。梅雨の間に体力をつけておくことが理想的ですが、まずは体調を崩さないためにも、身体の水分は毎日きちんとリセットさせて、梅雨の湿度に負けない体内環境を備えましょう!