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今月の健康

水と上手に付き合う(平成27年8月)

 私たち人間の体は、約3分の2が水で構成されています。そのうち、1日約2?の水分が代謝活動等によって体から失われているため、その分の水分量を摂取しないと脱水症になります。脂肪や糖の燃焼から生まれた代謝物からも多少の水分を体内で摂取できますが、代謝媒体のためには、やはり毎日の水分補給が重要です。たとえば体重60kgの成人男性には、飲料水から1.2 ?と、食物から1?を1日に摂取することが必要(目安)とされています。
 水分の摂取方法にはコツがあります。もし摂取目安1日分の水分量を一度に飲んでしまうと、体内のナトリウム濃度が下がり過ぎて、悪心、頭痛、間代性痙攣、意識障害等の「水中毒」に陥る危険性が。体に負担がかかる過剰摂取は避け、コップ1杯の水をこまめに飲むようにしましょう。
 抑えておきたいタイミングは、@朝起きたとき、A運動(活動)する前、B入浴前、C就寝前です。カフェイン含有量の多い飲み物やアルコール類には利尿作用があるため、水分補給には不適切なので注意しましょう。
 昨年、水循環基本法において8月1日が「水の日」として定められました。8月1〜7日は「水の週間」として、恵みや健全な水循環の重要性について、関係府省や都道府県等が連携し、水に関する啓発行事を実施します。「水の惑星」と呼ばれる地球。その名に相応しく、地球の表面の約3分の2は水で覆われていますが、そのほとんどは海水で、生活用水として利用できる量には限りがあるのです。
 暑い夏は、特に意識して水分を補給する必要があります。水と健全な水循環の大切さについて考えながら、水の恩恵に感謝しつつ、健やかに夏を乗り切りましょう。