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今月の健康

あずきでほっこり、冬対策(平成27年12月)

 日の出から日の入りまでの時間が1年でいちばん短い日、冬至。あずきとかぼちゃを煮た「かぼちゃのいとこ煮(冬至かぼちゃ)」を冬至に食べれば、かぜ予防や運気が上昇すると言われています。「いとこ」とは「硬いものから順においおい(甥)煮る」という洒落からきています。
 あんこや赤飯、汁粉などでおなじみのあずきは、縄文時代から栽培されてきた身近な豆で、古くからむくみ解消に効果があると知られています。これは、外皮に利尿や便通を促進するサポニンという成分が含まれているためです。サポニンにはコレステロールを除去したり、動脈硬化の原因となる過酸化脂質の生成を抑制したりする効果もあります。
 また、ビタミンB1も豊富に含まれています。これは、筋肉のなかに疲労物質がたまることを防いだり、イライラや、すぐ眠くなって無気力になる症状を改善します。利尿作用や解毒作用もあるため、体内のアルコールを速やかに排泄してくれるので、飲み会の増える年末年始にはもってこいですね。そのほか、タンパク質、ビタミンB2、ニコチン酸、カリウム、リン、鉄などを含有しており、食物繊維が豊富です。
 ゆでていない状態のあずきは、吸熱性に優れ、じんわりとその熱を放出する特長があります。綿などの布袋に適量を詰め込み、レンジで数十秒温めるだけで、繰り返し使えるエコなカイロに早変わり。今年の冬至は12月22日です。いとこ煮で使い切れなかったあずきはカイロにして、この冬のおともにするのもよいですね。