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今月の健康

がまんしないで偏頭痛(平成29年1月)

 若い女性に多いといわれる片頭痛。「いつもの頭痛だから」と黙って耐えている、“隠れ頭痛持ち”もいるようです。でも、がまんしているだけでは、頭痛はまたやってきます。自分の痛みのタイプを知って、予防や解消する方法を見つけましょう。
 片頭痛の特徴は、頭の片側だけが痛んだり、心臓の拍動と一緒にズキンズキンと痛むこと。脳の血管が拡張して炎症を起こしていることなどが原因です。頭痛が始まると家事や仕事が手につかないほどの激しい痛みが、数時間から数日間続きます。なかには強い吐き気から嘔おう吐としてしまう人も。
 予防としては、まず頭痛の起こるタイミングや要因を探って、きっかけをなるべく作らないようにしましょう。また、痛みが起こってしまったら、拡張した脳の血管を収縮させて炎症を鎮めるために、痛みのある部分を冷やしたり、安静を保つなど、クールダウンして休みます。
 市販の頭痛薬を使用する人も多いようですが、痛みがひどくなる前の早めの服用が効果的です。もし、薬の量が増えたり、効きにくくなった場合は、医療機関(できれば頭痛外来)を受診するようにしましょう。

<暮らしの中でできるひと工夫 ― 簡単な片頭痛対策で、痛みを和らげて>
★予防(頭痛前)★
頭痛の誘因を避ける ― 飲食物(赤ワイン、チョコレートなど)、人込み、強い光、寝すぎなど
ストレスをためない
規則正しい生活を心がける
  ※誘因子は人によって異なります。
★セルフケア(頭痛中)★
患部を冷やす
部屋を暗くして休む
コーヒーや紅茶をとる ― 痛みが起こってすぐにカフェインをとると、血管が収縮し、鎮静することも(とりすぎは禁物)

<「頭痛日記」をつけよう!>
 メモでよいので頭痛の様子を記録しましょう。自分の頭痛パターンを知ることで、予防法や解消法がわかってきます。「記録しておきたい項目」は、頭痛が起こった日時、その日の行動、食事、体調、天候、月経の期間、痛みの程度と継続期間、頭痛に伴う症状、服用した薬などです。