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インフルエンザは「かぜ」じゃない!(2018年11月)

 インフルエンザは、ひとたび流行が始まると短い期間に大勢の人々に感染拡大することから、普通のかぜとは異なります。気温が低く、空気が乾燥した、インフルエンザウイルスにとって長生きしやすい環境が続くこの季節。万全の対策で乗り切りましょう。
 かぜは鼻水、のどの痛み、せき、軽い発熱などの症状が中心となり、感染力は強くなく、重症化することはあまりありません。一方、インフルエンザは38度以上の急激な発熱とともに頭痛や関節痛、倦怠感など全身に症状が強く出ます。かぜより感染力があり、気管支炎や肺炎も併発しやすいため重症化のリスクが高いことも特徴です。
 インフルエンザは年ごとに流行するタイプが違うため、ワクチンの予防接種をしても必ずしも一致するとは限らず、感染そのものを防げるわけではありません。しかし、予防接種を受けておくことで、かかっても軽症で済んだり、重篤な合併症などを防ぐ有効性が証明されています。
 そのため、特に高齢者や子ども、糖尿病や免疫不全症・心疾患などの基礎疾患がある人、またその家族や周囲の人は受けたほうがよいでしょう。そのほか、日ごろからかぜをひきやすい人、人込みへの外出が多い人、大勢の人と接触する機会が多い人も予防接種を受けておくと安心です。
 ただし、接種当日に37・5度以上の発熱がある人や過去に予防接種の成分によってアナフィラキシーショックを起こしたことがある人などは、ワクチン接種が不適切なこともありますので、医師に相談しましょう。