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ヘルスリテラシー(健康情報の活用能力)が健康を守る!(2020年5月)

 あなたの健康はいったい何で決まるのでしょうか。健康に影響を与える要因にはさまざまなものがありますが、その価値が高まっているのが「ヘルスリテラシー」です。

 リテラシーには「文字の読み書きの能力、教養がある」という意味があります。リテラシーの前に単語をつけて「○○リテラシー」と表現することで、その分野の情報を活用できる能力という意味になります。例えばITリテラシーとすると、ITに関する情報を活用できる能力です。
 ヘルスリテラシーとすると、健康に関する情報を活用できる能力ということになります。「ヘルスリテラシーが低い」と正確な健康情報を調べられないだけでなく、そもそも健康に関する関心が低くなり、医師や看護師など相談できず必要な医療を受けることが難しくなるとされています。つまり、生活習慣の改善や治療の継続が難しいことから病気が悪化しやすくなってしまうのです。
 ヘルスリテラシーは健康に直接影響するものですから、少しでも高めていきましょう。

ヘルスリテラシーを高める!

  1. 1.健康や医療には関心がない ⇒ 知る!

     体重や血圧など簡単に測定できる指標も利用して、体の変化を自分から知るようにしてみませんか。健診の結果もしっかり確認して自分の生活を見直す機会にしましょう。

    健康を知る力を高めるために

    • 健診で自分の内臓の状態を知る
    • 血圧や体重を測定して変化を確認する
    • 違和感や「いつもと違う」を大事に
  2. 2.どの情報が正しいか分からない ⇒ 調べる!

     根拠があいまいな情報に振り回されないために情報を見極める力を養う必要があります。「い・な・か・も・ち」で情報の信頼性を確認してください。

    情報を見極める力を高めるために

    • い:いつ情報が書かれたか?
    • な:何のために書かれたか?
    • か:書いた人は誰か?
    • も:元の情報(根拠)は何か?
    • ち:違う情報と比較したか?
  3. 3.相談の仕方が分からない ⇒ 伝える!

     自分が望む適切な医療や制度を利用するためにも、医師や看護師などに上手に質問したり相談できることは大切な能力です。自分の体の責任者として伝える能力を高めましょう。

    医師との相談力を高めるために

    • 伝えたいことや受けた説明をメモにする
    • 説明を聞き、分からないことは質問する
    • あいさつなど基本的な対応を大切に
    • 相談しやすい、かかりつけ医をつくる