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子供のお薬もジェネリックにしてみませんか(2021年12月)

 医療費を大切に使うために、子供のお薬もジェネリック医薬品にしてみてはどうでしょうか。
 大人のお薬では一般的になったジェネリック医薬品。しかし、子供のお薬ではまだ使っていないという方がいらっしゃるかもしれません。ジェネリック医薬品はお薬の成分や含有量だけでなく、成分がきちんと体内に吸収されるかまで厳密に検査されています。新薬と比較して効果や安全性に変わりはありません。子供のお薬でも安心して使えるのがジェネリック医薬品です。

 子供の医療費の多くは健康保険の保険料や自治体の税金で賄われています。たとえ医療機関の窓口での支払いがないとしても、最終的には保険料や税金から支払われることになります。そこで安価な値段で同等の効果があるジェネリック医薬品を使用することで、医療費を節約することが可能になります。目の前の窓口での医療負担としては変わりがないかもしれませんが、医療費全体を節約することで回りまわって保険料や税金の負担を抑えることができるのです。

 乳幼児など子供の場合の窓口支払いがないからといって医療費節約を怠ると別の形での負担増ともなりかねません。社会で負担している医療費全体を視野に入れ、適切に医療機関にかかり、ジェネリック医薬品の使用も検討してみてください。

Q 子供の医療費はかからないので、節約しなくてよいのでは?

自治体による助成はありますが、実際には子供でも医療費は大人と同じようにかかります。治療内容によっては大人よりかかる場合もあります。

Q 本当に同じ効果があるのか、心配なのですが…。

効果などが心配な場合は、処方期間の一部だけをジェネリック医薬品にする「お試し調剤」が利用できます。調剤薬局で相談してみましょう。

子供の医療費は無料ではありません
皆さまが支払う保険料や自治体の税金で賄っています

 子供の医療費は医療機関の窓口での支払いが少ないために、医療費がかからないように思えます。しかし、実際には医療費の多くは健康保険組合など公的医療保険が負担し、残りの窓口負担を自治体が税金で助成しています。健康保険からの給付が8割、自治体の助成が2割、という負担割合です「医療費がかからないから」と安易な受診が増えて医療費が多額になると、最終的に保険料や税金が増えることになり、皆さまの負担が増加してしまいます。
※自治体による助成制度はお住まいの自治体によって異なりますので、自己負担がかかる場合があります。助成の対象年齢や金額について詳しくは各自治体の窓口にご確認ください。