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即禁煙!あなたの人生を燃やしてしまってよいのですか(2022年5月)

 タバコを吸い続けると、吸わない人に比べて10年寿命が短くなります。あなたの人生がタバコで失われてしまってよいのでしょうか。また、たばこを直接吸わなくても、その煙から出る物質の影響による受動喫煙の害を周りの人が被ります。ご自身と大事な人のために、一刻も早く禁煙してください。

新型コロナウイルス感染症に喫煙者は3倍重症化しやすい

 喫煙は新型コロナウイルス感染症の最大の重症化リスクです。新型コロナウイルス感染症は肺炎などを引き起こすため、肺の機能を損なう喫煙は重症化リスクとして注視されており、WHO(世界保健機関)も「禁煙」を強く推奨しています。
 喫煙する人としない人では、新型コロナウイルス感染症で死亡したり、人工呼吸器を装着したりするほど重症化する危険性が3倍以上になります。そもそもタバコを吸うときは、喫煙室という密集、密閉、密接の3密空間でマスクを外し、ウイルスの付着している恐れのある手を口元に近づけることから、感染リスクそのものを高めることになります。
 1本の喫煙は、健康を害するさまざまな危険をはらんでいるのです。命を守るためにもぜひこの機会に禁煙してください。

禁煙で取り戻せる寿命

 タバコを吸う人は寿命が10年短くなりますが、タバコで失われた寿命は禁煙することで取り戻すこともできます。禁煙が早ければ早いほどよいのはもちろんですが、何歳であっても遅いということはありません。
 高血圧の人の喫煙は、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。喫煙はまた、皮膚の老化も加速させ、美容にとっても大敵です。妊婦が喫煙すると早産や低出生体重児、胎児発育遅延のリスクが高まることも周知の事実です。
 自身のため、家族や身の回りの人のため。一刻も早く禁煙して、タバコから大事な人生を取り戻しませんか。

加熱式タバコであっても無害ではありません

 近年、加熱式タバコなど、さまざまな形のタバコが発売されています。しかし、どのような形であってもタバコであることには変わりがなく、有害物質が含まれており健康への害が生じます。命を守るためには禁煙する以外にありません。