「食欲の秋」という言葉があるように、秋になると過ごしやすい気候になり、夏の暑さで減退気味だった食欲も戻ってきて、また多くの食材が旬を迎えることからついつい食べ過ぎてしまうという方も少なくないでしょう。
今回は、おいしいものを適度に楽しみながら健康的に太りにくい体質へ変えていくための7つの習慣を紹介します。できることから実践し、習慣にしていきましょう。
太りにくい体質に変える7つの習慣
- 1.よくかんで食べる
1日3食、よくかんでゆっくり食べるようにしましょう。かむ回数を増やすことで満腹感を得やすくなるため、食べ過ぎを防ぎ、少ない量で満足できるようになります。
- 2.薄い味付けに慣れる
普段から濃い味に慣れていると、ついご飯の量が増えてしまいます。だしや香辛料、かんきつ類などで味に変化を付ける工夫をし、少しずつ薄味でおいしく感じられるように舌を慣らしていきましょう。
- 3.腹八分目を心掛ける
普段の食事を腹八分目でとどめて、食べ過ぎを防ぎましょう。胃や腸への負担を減らすためにも「もう少し食べたいな」と思うところでぐっとこらえる習慣を付けましょう。
- 4.定期的に体を動かす
運動をする習慣がないと筋肉量が少なくなり、基礎代謝量も低下するため、太りやすくなってしまいます。まずはウォーキングや階段の利用など、日常の中で無理せず継続できる有酸素運動から取り組んでみましょう。
- 5.睡眠をしっかりとる
睡眠不足になると、食欲を調整するホルモンのバランスが崩れて食欲が増してしまいます。決まった時間に起床するなど睡眠サイクルを整え、質の良い睡眠をきちんととることで、無駄な食欲を抑えて食べ過ぎを防止しましょう。
- 6.腸内環境を改善する
腸内の善玉菌を増やすことで太りにくくなるとされています。善玉菌が好む食物繊維の多い野菜中心のメニューにしたり、納豆やヨーグルトなどの発酵食品の摂取を増やして腸内環境を改善しましょう。
- 7.ジュースではなく水やお茶を飲む
一般的に果物のジュースや炭酸飲料、缶コーヒーなどの清涼飲料水は糖分が多く、飲み過ぎには注意が必要です。水分補給はなるべく水やお茶などに置き換えるようにしましょう。
過度なダイエットは長続きせず、リバウンドやストレスで心身に悪影響を及ぼします。これらの習慣を「塵(ちり)も積もれば山となる」精神で、コツコツと継続して実践し、健康的に太りにくい体質へ変えていきましょう。