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花粉対策を改めて考える(2024年2月)

 2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症について、感染症法上の2類相当から5類に移行後、屋内外問わずマスクの着用が自己判断となりました。その後、マスクを外す人も徐々に増えていきましたが、そんな中、また花粉の季節がやってきます。最近まで着用していた、「感染対策」のマスクを外し、これからの「花粉対策」のマスク着用を忘れている人もいるのではないでしょうか?

 これからの時期、多くの人が悩まされる花粉症。今まで花粉症だという意識がなかった人やここ数年に発症し、軽症かな、と考えている人も注意が必要かもしれません。すでに花粉症の人にとっては“耳にたこ”かもしれませんが、マスクの着用が自己判断になって初めてのシーズンだからこそ、改めて日常生活での花粉対策を紹介します。

花粉を体内に取り込まないのが基本

 花粉が大量に体内に入り込むと花粉に対する抗体ができて、過敏に反応するようになり、花粉症の発症リスクが高まります。症状がない人も、今後も発症しないために、なるべく花粉を体内に取り込まないようにしておくのが大事です。そこで、花粉を体内に取り込まないための屋外と屋内の対策を改めて紹介します。

屋外での対策

 外出する時はマスクを着用し、必要であれば花粉対策用の眼鏡を掛け、つばの広い帽子をかぶりましょう。また、外出時の服装はできる限り花粉が付きにくく、表面がツルツルしている素材の物(ポリエステルやナイロンがお薦め)を着用しましょう。当日の天気によって花粉の飛散量も変わってきます。日本気象協会などで、花粉飛散情報を全国の市区町村別に掲載していますので、外出前にチェックして参考にするのもいいでしょう。

屋内での対策

 屋内での対策の基本は、花粉を室内に持ち込まないようにすることなので、洗濯物などはなるべく外に干さない、帰宅したら外で花粉を払ってから入室するのが一番です。空気清浄機を室内に置くなどしましょう。屋内対策で案外知られていないのが加湿器です。加湿器は床に落ちた花粉を舞い上げるのを軽減してくれます。また鼻などの粘膜の乾燥を抑え、花粉が体内に取り込まれにくくなります。空気清浄機と加湿器を併用するとより効果的です。